年始のラジオ番組(TBS)で小田島隆氏の
おすすめ本紹介の3冊の中の1冊がこれでした
本書の対談が行われた震災後の時期とは
横浜のマンション杭偽装問題前であり
新国立競技場A案B案コンペ前
ということで、自然体の本音が随所書かれていると
素直に読むことが出来ます
本書は是非ご自身で読んで頂きたい部分が多数ありますが
特に【腑に落ちた】部分をご紹介します
第1章の「買い手に土地を検討されたら困る」
これは、住宅探しをする際の『はじめの一歩』であり
僕は地元で戸建物件の紹介をしておりますので
土地の価値に関しては、そのご家族のライフスタイルや
価値観をよく伺った上で、可能な限りお似合いの場所を
正直にお知らせしております
しかし、これを軟弱地盤や川沿い物件などを
『建物〇〇年保証』の一言で
思考停止にしてしまう営業スタイルは親切とは思えません
第2章では「ファッションで買われていく高層マンション」
理科系の『人口圧力設計』の検証は脇にやられて
文科系的マーケティング理論で高層階ほど高額になるという
業界の常識を世間に定着させることで、プロジェクト全体を
成立させているという点も
以前、10階の部屋を借りていた経験からも納得意見でした
第4章「家の私有から病いがはじまる」
・・・自分の一生の財産であり、人生の目標だと思い込むと
ペンキのヒビ1本も許せなくなる・・・
これは全体の合理性を無視した知識を振りかざし
本質を見ないクレームをする購入者増加に伴い
デベロッパーサイドが面倒回避の為に
ビニールクロスばかりの洋間を増産するという
事態になっていることの本質への回答のように思えました
僕ら団塊ジュニア世代は、社会人になった時には
住宅ローン金利が落ち着いてきた(低金利へ進行途中)
バブルを知らない世代であり
欧米型企業文化(短期利益優先主義?)到来前
(冷酷な響きのリストラでなく、肩たたきという温情的?認識)
そんな僕らは、住宅ローンを組んで住宅を買うということは
社会人として自分の給与で賃貸物件に住まった
次のステージとしてというか
一人前の大人と認知されるセカンドステージの一つであると
思い込んでいる傾向のボリューム世代
それ以前の先進国のスタンダードを知らないことで
(単なる世間知らずなのは僕だけかもしれませんが)
マスメディアから提供される画一化したライフスタイルの
実現を目指していたようにも再認識させられました
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